制作するにあたって
○テキスト関連
- 保存形式
本文はWordではなくテキストエディタで制作してください。
Wordからテキスト書き出しをしたファイルでも可能ですが、テキストファイルでもう一度見直して無駄なタグが入っていないか確認してください。
章立てしている場合は極力章毎にファイルを分けてください。
- 文字校正
文字校正作業は行いませんので文字校正は十分行ってください。
店頭に並んでいる本でさえ誤字脱字を見つけることはできますので、完璧と思われても第三者にも校正を頼むことをオススメします。
文字校正のやり方としましては、紙に印刷し赤ペンなどで一文字ずつチェックすることでかなりの誤字脱字を避けることができます。
- ルビ
ルビに関しては一定のルールを決めさせていただいております。テキストファイルに入力する際、以下の規定に従って入力してください。
ルビを判別するため記号を使用しますので「（）：パーレン（丸括弧）」 とは別認識とさせていただきます。
○PDF
モノルビ：★親文字【ルビ文字】
グループルビ：☆親文字【ルビ文字】
※このように打ち込んでください。
単純に（）だけでくくった文字はルビ文字として認識いたしませんのでご了承ください。
モノルビ・グループルビの認識は違いますので気をつけてください。
モノルビ例）★小説【しょう_せつ】
※「しょう」と「せつ」の間に半角スペースを入れる。
※グループルビにはスペースを入れないでください。
ルビ文字に関しては上記のように半角スペースを入れてください。
このように打ち込んでおくとモノルビとなります。
※スペースを入れないと一文字に全てのルビ文字がのってしまうので、組版が崩れる原因となります。
※グループルビはなるべく使用しないでください。行末にルビ指定文字がきてしまうと分割されず追い出されてしまいます。
モノルビを使用すれば分割されて表示されますので組版が崩れることが少なくなります。
※上記記号を本文中に使っている場合は変更した旨をお知らせください。
○EPUB
ルビ：★親文字【ルビ文字】
※このように打ち込んでください。
単純に（）だけでくくった文字はルビ文字として認識いたしませんのでご了承ください。EPUBではモノルビ・グループルビの判別ができないため、下記のように入力時で使い分けてください。
★小【しょう】★説【せつ】＝モノルビ
☆小説【しょうせつ】＝グループルビ
★小説【しょう_せつ】＝グループルビ
※半角スペースは消えグループルビとして認識される。
PDFに準じた法則でファイルを作られても可能ですが、全てがグループルビとして認識され、行末ルビ単語は追い出されて表示されます。
※EPUB特性上グループルビを推奨させて頂きます。
PDF・EPUBともこちらでルビ指定を入れることは可能ですが別途料金がかかりますのでご了承ください。
※総ルビは対応しきれませんのでおやめください。
スペース・タブ
スペースの使い方については十分理解の上使用する場合は気をつけてください。
タブは組版を崩す原因となりますので使用しないでください。
半角スペースは極力使用なさらないようご注意ください（半角英文などを使用する場合の空白は半角スペースでかまいません）。
段落先頭一時下げ（段落先頭スペース）も半角スペース二文字を使わず全角スペース一文字でお願いします。文中に半角スペースを入れると形が崩れる場合がございますので、極力全角スペースを使用してください。
スペースを多用してしまうと電子書籍になった場合形が崩れてしまう恐れがあります。PDFでは形を決めることができますが、電子書籍では閲覧する端末により、一行文字数が変動しますので思い通りの形にならない場合があります。
- 改行
段落は基本一行でお願いします。
改行を使って行をそろえてしまうと組み上がった形を崩す原因となります。
- 数字・欧文
数字は一桁は全角、二桁は半角、三桁以上は全角で入力してください。三桁以上は半角で入力すると縦書きの中で横に出力されます。
欧文は全角で入力すると縦書きになり、半角で入力すると縦書きの中で横に出力されます。
○画像関連
- 保存形式
画像（表紙写真、挿絵等）は、JPEG（.jpg）・PNG（.png）・GIF（.gif）ファイルでお願いします（JPEG推奨）。
フォトショップやその他画像ソフトのファイルでは対応しきれない場合がございます。必ず画像ソフトで画像書き出しを行ってください。
- サイズ
画像の大きさはiPad（768×1024ピクセル、132dpi）に対応させるため1382（横）×1843（縦）ピクセル以内でお願いします。
1000キロバイトを超える画像はなるべく解像度を落としてください。容量が大きくなりすぎると端末に負荷がかかり動作が遅くなる原因となります。